北海道 海産物市場


目次

北海道札幌市にある中央卸売海産物市場と共存共栄する道内の私公設市場

カニやエビ、ホタテ、ウニ、イクラ、サケといった海産物の約8割は、道内で生産され東京・築地の卸売海産物市場をはじめ、全国各地に出荷されています。そんな北海道の海で獲れた新鮮な魚を道内最大の札幌中央卸売海産物市場に集まります。

そこから、札幌卸売市場直結の場外市場や大通にある二条市場、琴似の共栄市場、函館の朝市や自由市場、釧路の和商市場という北海道内の「海産物市場」と呼ばれる仕入れ人以外の一般消費者や観光客でも気軽に立ち寄れる私公設海産物市場へ出荷しています

札幌中央卸売市場は流通の中心を担う

札幌中央卸売市場は水産青果それぞれ二つの荷受会社と32の水産仲卸会社と28の青果仲卸会社で構成され、東京でいえば、築地の中央卸売市場と同様なものです。豊洲新市場の移転問題で揺れている東京中央卸売市場ですが、札幌中央卸売市場は流通の中心として飲食店や小売店などの日々の仕入れを賄い“場外市場”や“二条市場”など道内には、一般消費者はもとより観光客でも新鮮な海産物が食べたり買える海産物市場があり、どちらも共存共栄しています

北の漁場で荒波に揉まれた新鮮な海産物

北海道は、日本海、オホーツク海、太平洋と3つの海と九州の対馬海峡から日本海に入り本州沿岸を北上し西側を流れる対馬暖流と千島列島の東側から太平洋海域に南下してくる親潮と2つの海流に囲まれ、よい漁場に恵まれた北の大地です

その特徴は、太平洋沖に流れている親潮は、魚の餌となるプランクトンが多く生息し魚にとって栄養豊かな海で、特にオホーツク海の冬場は、ロシアから流れてくる流氷と共に海流がたくさんの栄養分を運んできてくれるため、魚にとって住みやすい海になっています。また、水温が低い海に生息している北海道の魚は、産卵や生き延びるために身に厚く蓄え、さらに荒波に揉まれているので養殖の魚に比べて身が引き締まり脂もこってりのったとてもおいしい魚の宝庫が北海道の海産物市場です

買って、食べて、ひと風呂浴びれる!札幌場外市場

大通に二条市場、琴似に共栄市場があったり、他にも安くて新鮮な魚が買える海産物市場が北海道の札幌にはたくさんあります。そこで、今回は札幌の代表的な海産物市場を紹介。

まずは、道内の漁場で水揚げされたカニやサケ、イカ、ホタテなど道内の海産物が入荷している札幌中央卸売市場の隣にある場外市場です。札幌の中心部から地下鉄やJRで直ぐ行ける交通アクセスもいいところで、道内の海産物や野菜などを目当てに一般消費者や観光客で賑わいをみせ、‟メロンの販売数が北海道一位”という道内産メロンがよく売れる名物店もあります

取り扱う鮮魚のほとんどが破格の安さ

ここは11ブロックに区分けされた敷地内に、大中の鮮魚販売店約60店舗。飲食店約20店舗あり、その日仕入れた新鮮な魚介たっぷりの載せた海鮮丼やお寿司に生簀の毛ガニをその場で湯がいて食べさせてくれたり、自分で選んだ魚介類をその場で調理し食べさせてくれるのも現地場外市場ならでは楽しみ方の一つ。

また、ここで取り扱う鮮魚のほとんどが、破格の安さで買えたり、食べさせてくれます

さすが北海道の海産物市場!海鮮丼が驚きの安さ

中でも東京では“赤いダイヤ”と呼ばれ高価なイクラもどっさり盛り付けられ、ホタテやカニ、サーモンが載った海鮮4品丼が1100円と驚きの安さ。築地でもこの価格では食べられません。さらに、この場外市場には、昼間の13時より営業している『さかえ湯』を併設しているので、買い物ついでにひと風呂浴びれるのもこの場外市場の魅力の一つです

北海道最古の魚市場“二条市場” は連日観光客で大賑わい

一方、札幌のど真ん中の大通駅から歩いて数分のところにある“二条市場”と呼ばれる海産物市場。晴れの日の日光から商品である魚介類を守るため群青色で‟二条市場“と書かれた団簾が目印の海産物市場です。

この二条市場の歴史は古く、明治時代初期に『二条魚町』と呼ばれたころまで遡り、石狩浜で漁師を営んでいた人々が、札幌へ石狩川を上って釣ってきた鮮魚や魚介類を販売したことが始まりで、当時は13の商店が存在したため『十三組合』と呼ばれ創成川を利用して訪れる搬送船で運ばれた魚介類業者と取引を行っていた今でいう市場がこの地にでき、一時大火事にみまわれましたが、1903年頃に現在のような魚市場が出来上がり、1910年にはたごや居酒屋、そば屋などの店舗が現在の二条市場の原型になっています。 二条魚町が1953年に札幌中央卸売市場が開設されるまで、札幌市民の台所として『中央市場』機能を果たしていました。その名残で今も二条市場は、札幌市民や道内民はもちろん、全国各地からの観光客が訪れるようになり現在のような市場になりました。

さて、この二条市場の良さは札幌中心部をブラつきながら立ち寄れる海産物市場というアクセス面と創業100年以上の老舗店もある歴史ある海産物市場。ちなみに‟ここ一番の食材は二条市場にあり!”と言われるだけあって全国からのリピーターが多いのも二条市場なんです

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