食卓を華やかにするブラックタイガー
クルマエビ科の中でも最大の大きさを誇るブラックタイガー 。あまりの大きさに、和名では「ウシエビ（牛海老）」と呼ばれます。生の状態では灰色の体に黒っぽい縞模様でお世辞にも美味しそうには見えません。ところが、加熱すると一気に赤くなり華やかな色に。 大きな体が赤く染まり食卓を豪華に彩り食欲をそそります。特別な日にふさわしい食材で、お祝いの席やお正月、クリスマスといった季節のお料理のためによく仕入れられます。
ブラックタイガーはエビの輸入量の約4割を占めています。エビ好きの日本人にはなくてはならない食材がブラックタイガー。レストランや割烹料理屋、食堂、居酒屋、お弁当仕出し、カフェやデリとあらゆる飲食店で毎日仕入れられています
どこからやってくる？
ブラックタイガーは海の生き物ですが、汽水域や淡水でも生きることができます。日本には東南アジアで養殖されたものが輸入されており、輸入量は季節に関係なく安定しています。卸値に変動が少なく、仕入れ計画を立てやすい扱いやすい食材と言えるでしょう。
ブラックタイガーは、稚エビの時はマングローブの林の中の汽水域で暮らし、成長とともに海の深いところへ移動します。養殖は汽水域～淡水、または海で行われます。海で成長したブラックタイガーの方が高級と言われており、輸入するときにも汽水域〜淡水か海水育ちか表記されることになっています。こだわりがある方は、仕入れするときに確認してみましょう
多彩なメニュー
エビは和食、洋食、中華とどんな料理にも合います。ブラックタイガーは体が大きく、加熱後の色が華やかなので特に好まれます。身もプリプリとして甘みがあり、食べごたえがあります。
和食の天ぷらでは、大きなブラックタイガーが人気です。天丼や天ぷらうどんなどの丼物用に仕入れられ、丼からはみ出るほどの大きなエビ天は特に人気です。
洋食はエビフライが人気です。あえて尻尾を落とさずカリッと揚げた赤い尻尾が食欲をそそります。グラタンやパスタにはやや小ぶりのブラックタイガーが好まれます。
中華では何と言ってもエビチリでしょう。大きなエビがゴロゴロ入った甘辛いエビチリはお子様からご年配の方まで大人気。
メイン料理だけでなく、サラダやマリネといった付け合わせにすることも多いブラックタイガー。料理に合わせて、常に数種類の大きさのブラックタイガーが必要です。ウオスでは、新鮮なブラックタイガーを仕入れていただけるよう、在庫支援も行っております。お問い合わせください
栄養満点の食材
エビ類はプリン体が多く含まれており、痛風の方や尿酸値の高い方は控えるように言ることも多あります。しかし、量が多くなければ問題はありません。ブラックタイガーは普段からぜひ食べていただきたい健康食品です。
まずは、良質なタンパク質が豊富に含まれていること。人間の身体を作る基本的な栄養素で、なくてはならないものです。ビタミン類の種類も多いです。ビタミンB1、B2、B6、B12、Eなどの豊富なビタミンが含まれています。動脈硬化予防があると言われているナイアシンが含まれているのも見逃せません。その他、カリウムやマグネシウム、カリウムといったアミノ酸も含んでいます。
健康志向の現代では、食材のひとつひとつが注目を集めます。お客様のニーズに合わせた仕入れを行うことで売上アップも望めます。ぜひ、ウオスにご相談ください。水産卸のウオスでは、食材に精通した社員がご相談を承っています
新鮮さ美味しさの秘密
「養殖」や「輸入」と聞くと、「天然」や「国産」に比べて見劣りするのではないか？と思う人もいるかもしれません。ブラックタイガーに関してはまったくそのようなことはありません。
現在、ブラックタイガーの養殖は持続可能な自然との共生を目指した一大プロジェクトとして注目を集めています。そのひとつがASC（水産養殖管理協議会）認証。ASC認証とは、ただやみくもに安く養殖できればよいというのではなく、自然、労働環境、地域社会に配慮した養殖業だけが取得できる国際的な認証制度です。日本は、初めてのASC認証を受けたインドネシアからたくさんのブラックタイガーを輸入しています
美味しいブラックターガーの見分け方
ブラックタイガーの体全体の色が黒ずんでいるものはお勧めできません。透明感のある灰色で、体にある黄色い斑点が濃いものがより新鮮です。
仕入れるときには大きさや形にも注意してみましょう。形がしっかりして殻が硬いもの、乾燥していないものを選びます。ブラックタイガーは日常的に使う食材で、一度に大量の仕入れが行われることも。凍ったままで仕入れることも多いので、仕入れ業者との信頼関係が大切と言えるでしょう。ウオスでは、新鮮なまま急速冷凍して運んだブラックタイガーの中から、さらに選んで「良い」と納得できるものだけを仕入れています
有頭？無頭？下ごしらえの手間を省くには
ブラックタイガーの仕入れで特徴的なのは、お店や使う料理に合わせて無頭のもの、有頭のものを選んで仕入れることができることです。背わたを取り除いたものや、ブラックタイガーの体が真っ直ぐになるように下ごしらえの終わったものも仕入れることができ大変便利です。
加工済みのブラックタイガーの仕入れも冷凍のままで行われるので鮮度も抜群。下ごしらえや準備の手間がはぶけてさっと使えます。その日に使う分だけ解凍できるのでコスト面も安心。ウオスでは、大きさも種類も豊富に取り揃えています。ご希望のブラックタイガーを仕入れていただけますので、ぜひ、ご相談ください
低価格なのには理由があります
ウオスのブラックタイガーが低価格なのには理由があります。東南アジアからの輸入の多いブラックタイガーは、飲食店様のお手元に届くまで多くの業者が間に入ります。ウオスでは中間業者を通さず、自社のベテラン社員が直接買い付けているから何処よりも低価格で仕入れることが可能です。
大きなロットでの取引でなくてもご心配は不要です。お好きな大きさのブラックタイガーを、必要な量だけ仕入れていただけるよう、ウオスが全力で支援いたします。水産卸のプロ集団、ウオスにおまかせください
