北海道三大カニの中で最もポピュラー
ズワイガニ、タラバガニと共に北海道三大カニと言われ、仕入れで全国的に高い人気を誇っている毛ガニですが、実は3種類のカニの中で最も地元の食材として馴染み深く、飲食店だけでなく、一般家庭でも気軽に食べられるカニとして有名です
味の良さやカニミソの美味しさに加えて、加工品の豊富さ、さらには道内で広く獲れるといった様々な要因が重なり、圧倒的な仕入れ人気を誇っています
それなのに美味しさは家庭で食べられるレベルかと驚くほどで、クセになる味と甘みが特徴のズワイガニや、王様と呼ばれるタラバガニを抑え、総合力では毛ガニがナンバーワンだという声もあるくらいです
食通が選ぶ毛ガニ
他のカニと比べて比較的食べられる部分が少ないとされますが、それを差し引いてもやっぱり毛ガニが一番という食通の方はたくさんいらっしゃいます。そんな毛ガニの仕入れに興味を持っていただけるよう、美味しさの秘密や、毛ガニ仕入れの注文をする際の注意点なども合わせてご紹介していきます
見た目に反して繊細で柔らかな身
まず、海の生き物なのに体毛に覆われている珍しい見た目が印象的ですよね。タラバガニやズワイガニのようなスマートな見た目でもなければ、花咲ガニのような色彩や凹凸があるわけでもなく、ずんぐりふさふさした見た目の毛ガニが本当に美味しいのか、疑問に思われている方も少なくないのではないでしょうか
確かに可食部は比較的少ないとされますが、そんな一見欠点に思える点も、一度食べればむしろ利点なのだなと納得するはずです。柔らかな身はちょっと揉んだだけで簡単にほぐれ、口の中に入れれば繊細な甘みが広がります。トマトよりもミニトマトの方が味も栄養も凝縮されているのと同じ原理で、旨味がたっぷりと詰まっているのです
ただし、脱皮直後の若ガニやはずれの毛ガニだと、身の繊細は失われているうえに、ただでさえ少ない身がさらに減り、さらには水っぽいという最悪の状態。毛ガニの仕入れは絶対に信頼できる仕入れ業者に頼らないと、悲惨なカニ体験をする羽目になってしまいます。毛ガニの故郷にして激戦区北海道で仕入れを生業にしてきた我々ウオス水産仕入れにお任せください
コチラからお買い求めいただけます
品名 | 毛ガニ |
内容量 | 4.5kg4-5尾 |
単価 | kg/5,995円前後(税込) |
産地 | 北海道 |
商品状態 | ボイル冷凍 |
注文が多い業態 | 高級居酒屋、日本料理屋 |
ポイント | 北海道の最北端、稚内産の特大毛ガニが入荷しました。北海道産ということで付加価値あるメニューのご提案が可能です。 |
最高級のカニミソ
カニの風味と甘味が優れている毛ガニの身も確かに素晴らしいのですが毛ガニの醍醐味といえば、なんといってもカニ特有の珍味である「カニミソ」です。その美味しさは同じくカニミソに優れるとされるズワイガニを越えると言われるほどです。このカニミソがあるからこそ、毛ガニはカニの王様・タラバガニを越えてトップだと言われることもあるのです
もっといえば、毛ガニのカニミソを食べたことでカニミソの美味しさに目覚めたり、他のカニミソでは満足できないようになってしまったりと、毛ガニの仕入れに携わる立場としてとても嬉しい言葉が聞こえてきています。
カニミソの周りにある白い塊と混ぜると、そこからさらにもう数段回味のレベルが上がるという隠し技まで持っています。そんな最強のカニミソだけの商品の仕入れや、カニミソを使った珍味などの仕入れも人気となっています
加工品・料理の宝庫
そんな極上のカニミソをはじめとして、毛ガニの仕入れは加工品や珍味などが豊富な選択肢が存在します。ほろほろの身がぎっしりと詰まった缶詰は、保存食だということを忘れてすぐに使い切ってしまうほどですし、毛ガニのフレークは最高のご飯のお供にしてサラダなどを数段上の料理に変える魔法のふりかけとしても使用できます。他にも晩酌のお供から主菜まで、多種多様な料理に持ち前の柔らかさと甘みをもたらします
特に殻とカニミソを使った甲羅酒は毛ガニを使ったグルメの到達点と言っても良いかもしれません。カニの定番である鍋よりも、その他の使用方法の方が有名なのが毛ガニの最大の特徴ですね。食べ方も幅広く、仕入れの幅も広い毛ガニ。カニを使ったメニューや品ぞろえに幅を出したいとお考えの仕入れ担当者様必見の食材です
旬の後に旬
ここまでは毛ガニの美味しさについて触れてきましたが、その毛ガニを仕入れるのに最も適した旬の時期はいつなのか、そろそろ気になって仕方がない頃かと思います。
毛ガニは一年を通して北海道の各地で獲れるため、ほとんど常に新鮮で良質な毛ガニが仕入れることができるようになっています
・夏:北海道南西部の噴火湾
・秋:東南の釧路および根室海岸で
・冬:東の十勝湾
まるで桜前線のように温度によって各地の毛ガニが旬を迎え、それぞれの市場で新鮮な毛ガニの仕入れが行われています
中でも流氷が溶けた後の4~6月にオホーツク海で獲れる毛ガニは、流氷によって運ばれてきた大量のプランクトンを食べて成長したものが多く、栄養や味が凝縮されたエリートな毛ガニへと育ちます。ほとんど一年中が旬で、身は甘く美味しく、カニミソは濃厚にして多量、そして使い道も広く、調理が施された加工品も多数。カニの良いところを数えて指が5本も埋まるなんて。仕入れをする我々としても楽しいうえに頼もしい食材です
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