カニ仕入れ
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カニは海産グルメの頂点
一度でもカニを食べたことがある人なら『カニ』と聞いて最初にイメージするのは、あの硬い甲羅と大きなハサミ、ではなく、その内側に隠されたぷりっぷりの柔らかい身の方なのではないでしょうか。あの柔らかく瑞々しい食感を考えると涎が出てきますし、食べているところを思い出しただけでちょっと幸せな気持ちにもなってきますよね。
名前を聞いて真っ先に思い浮かべるのが姿ではなく味というのは、同じく北海道を代表する海産物であるタコやマグロにはない点です。そんな海産物の王様であるカニをもっと美味しく、かつ安く仕入れる方法があると聞いたら、涎の量も数割増しになってしまうのではないでしょうか。
進風水産は北海道の食の宝であるカニの仕入れにどこよりも自信をもっております。高すぎるカニ、美味しいと断言できないカニを仕入れてしまうことほどショックなことはありませんよね。様々な海産物を仕入れているけれどカニ仕入れが最も比重が大きい弊社にお任せいただければ、そんな心配をする必要がなくなります。
ここでは日本人の憧れの食材である北海道のカニの魅力と、ウオスの水産仕入れでカニを仕入れる利点とその仕組みについてご紹介していきたいと思います。
北海道4大カニ
北海道で仕入れの中心となっているカニは主にズワイガニ、毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニの4種類になります。これら4種類のカニは北海道4大カニと呼ばれ、日本全国のツアーパンフレットやガイドなどに載っているカニはほぼ全てこの4大カニのどれかになります。そして驚くことにこの4大カニは、それぞれがまるで示し合わせているかのように絶妙な味の違いがあり、旬の時期もカレンダーを隙間なく埋めているのです。
どれか1種類だけでも多くの人を幸福にするだけのポテンシャルがある絶品のカニが、一年を通して4種類も仕入れの卓上に常に並んでいることこそ、北海道がカニの水揚量で全国の2割以上を占め、2位にかなりの差をつけて1位となっている大きな要因です。他にもクリガニやアブラガニなどの種類もあり、美味しいという幸せに加えて選ぶ幸せも持ち合わせている点が、カニが海産グルメの王様と呼ばれる所以です。まさに八百万の神様ならぬ、八百万のカニ様が住んでいるのが北海道なのです。
常に旬な北海道のカニ
色んな種類があるのは確かに目移りして良いですが、そこで気になるのは、どの季節に食べる・仕入れるのがベストなのかですよね。海産物は肉や野菜よりもさらに旬が重要な食材ですから、不安になるくらい気になっている方も少なくないはず。
しかし、先にご紹介したように、北海道の4大カニ全てが常に北海道のどこかしらで旬を迎えているのです。仕入れを行う我々にとっても、カニを愛する皆様にとっても、こんなに美味しい話はないですよね。
あれ?また涎が出てきたんじゃないですか?
季節の節目や、お祝いの席などで急にカニを用意することになっても、必ず旬のカニを仕入れることができるわけです。年越しと新年のお祝いには冬が旬のタラバガニか毛ガニを、春の卒業・入学・入社祝いには4月から6月に旬を迎えるズワイガニを、ビールの美味しい夏や食欲の秋には7月から9月に旬を迎える花咲ガニというように、食べる人にも提供する側にとっても頼もしすぎる布陣となっているのです。同じく日本を代表する海産物であるマグロもいつでも旬を迎えていると言われますが、それは世界中からマグロを仕入れているからであって、国産だけで1年を旬だらけに出来るカニは本当に美食の王様に相応しいです。
新鮮&良質なウオス水産仕入れのカニ
食材の最も美味しい旬の季節も気になりますが、仕入れでなによりも気になるのは、新鮮さや身の多さといった質の方で、手元に届く実物のカニがどういう状態なのかという点ですよね。いくら旬を迎えていても、海産物は新鮮で良質な状態で仕入れなければ意味がありません。それはカニにとっても同じこと。せっかく仕入れの注文をして、ようやく硬い甲羅を剥いて出てきた身が、新鮮味が失われていたり、肉厚でなかったりしたら、食欲が引っ込むどころか怒り心頭ですよね。
ウオス水産仕入れには、良質なカニを厳選する確かな目と、食材を保存するための冷凍スペース、そして発送の3拍子が揃っておりますので、そうした仕入れの不安はお客様には感じさせません。また、ボイルカニの場合だとカニの良し悪しを決定する最大の要素と言われる「茹で加減」と「塩加減」についても、信頼できるプロの技で絶妙な仕上がりとなっており、カニの水産加工品の仕入れも盤石です。
弊社の仕入れるカニは食材というよりも、いわば一つの料理、完成品としてのカニを仕入れるのだと思っていただいた方が分かりやすいかもしれません。
仕入・保存・発送全て代行
直接カニを使うお客様以外に、弊社を介してカニを仕入れ・発送されるお客様にも大きなメリットとなるはずです。
弊社は札幌の中央卸売市場をはじめとした各市場・漁業から直接仕入れを行い、さらには運送会社とも提携を結んでいるため、仕入れから発送までウオス水産仕入れが一括で承ることが可能となっています。これにより仕入れと発送で別々の業者に頼むコストと手間が省けるうえに、商品の原価までも安く抑えることができ、良質なカニを圧倒的な競争力をもった価格で仕入れることができるのです。
あ、いま生唾を飲み込みましたね?
しかも、先に書いたように自社の保存スペースも持っているため、一度に大量のカニを仕入れ、在庫の管理まで行うというどこまでも便利なシステムを誇っております。
そんな、カニと同じぐらい美味しいシステムで仕入れを行う弊社にお声掛けをいただければ、これまで手が出せずにいたカニの販売に大手を振って参入いただけるはず。札幌からの産地直送を希望されている方は、迷わずウオス水産仕入れまでご連絡ください!
舌だけでなく地域も潤すズワイガニの仕入れ
ここからは弊社の仕入れの主力となっているカニについて簡単にご紹介します。
まずは冬の味覚の代表格で、鍋に寿司にと日本中で大活躍のズワイガニ。北海道で仕入れ市場に並ぶのはズワイガニの中でも本ズワイガニという種類で、ズワイガニを中心にしたツアーも多く、缶詰にされるカニの多くがズワイガニということで、人前に露出することの多いカニです。突起が少なく、丸みを帯びた緩い三角形の甲羅というどこか優しい印象を受ける見た目の通り、ため息が出るような甘味と、特別濃厚な味わいのカニミソが特徴です。
そもそも名前からしてすでに瑞々しいニュアンスがありありと伝わってきますよね。名前については北海道の北海松葉ガニや、福井県の越前ガニ、石川県の加納ガニなど、地域によって異なる名前が使われるほどです。
北海道以外でも近畿や北陸地方など、ズワイガニが観光の原動力になっている地域もあるなど、一人の舌と胃袋だけでなく、街の観光さえも満たしてくれるというとんでもない力を秘めた食材なのです。
それだけ仕入れの人気も高いとなれば、同様に高まった期待値に応えられるだけのものを仕入れなければ納得できませんよね。そんな絶対にがっかりしたくないズワイガニの仕入れには、ズワイガニのブランド地域の一つである北海道札幌でズワイガニを見てきた弊社がオススメですよ。
食べて美味しい、見て楽しい、北海道の毛ガニの仕入れ
北海道では小学生でも知っている毛ガニは、北海道以南ではあまり馴染みのないカニと言われていますが、仕入れの人気は絶大です。ズワイガニと比べて体が小さいため、その分だけ身が少ないものの、味は4大カニの中で最も濃厚で甘味もあり、カニミソも多いことから、カニを食べるなら毛ガニだというファンが後を絶たないほどです。
また、札幌の市場やデパートの海鮮コーナーに並ぶ毛ガニは、一般的にスーパーなどで販売されているものよりも大きいのも人気の理由の一つです。一年を通して季節ごとに北海道の各地で水揚げ・仕入れがされるカニで「ザ・カニ」と呼ぶべき美味しさと、漁期の長さから、北海道の看板カニという呼び名が相応しい食材です
また味はもちろんですが、海の生き物なのに毛に覆われているという不思議な見た目によって、大人よりも子どもの方が凄まじい印象を受けるのが毛ガニの凄いところです。「食育」という言葉が使われ出す遥か以前から、子どもの好奇心と食欲を刺激してきた食材なのです。毛ガニの仕入れは、単に食材を運ぶだけではなく、そうした体験や思い出作りの場を生み出すことにもなるため、仕入れを行う側としても楽しいカニです
マッスルボディなタラバガニの仕入れ
お待たせしました、日本のカニの中で最も重要とされるタラバガニのご紹介です。海鮮グルメの王様であるカニですが、そのカニの中でもさらに王様と称されるタラバガニは、王の中の王ともいうべき海産物です。毛ガニやズワイガニのような生粋のカニと違い、タラバガニはヤドカリの仲間ということで、脚の数が少ないことやカニミソが少ないなどの弱点はありますが、味は折り紙つきです。茹でたものを一旦冷凍・解凍しても、食感がほとんど損なわれないほどの柔らかさと重厚な甘味の持ち主で、様々なグルメに利用されています。
その美味しさの秘密は、筋肉の勉強に使えるほどの強靭な筋繊維にあります。学校で習うよりもずっと前に、生物の筋肉の構造についてタラバガニから学んだという人は多いはず。美味しいという極上の体験付きで学習もできる食材は、世界広しといえどそうあるものではありません。
しかし、生態の違いなどの理由から生息数が減ってしまっていることと、海外産の人気などに押されていることから、タラバガニの国産を仕入れることが困難になっています。そんな貴重な国産のタラバガニの仕入れが唯一可能な土地が、北海道はオホーツク海なのです。幻の国産タラバガニとの出会い、ウオスの水産仕入れで実現してみませんか?
幻のカニ、花咲ガニの仕入れ
タラバガニの親戚のカニということで、見た目もとっても特徴的な花咲ガニ。相当大ぶりな身を蓄えていることが想像できる刺々しい甲羅は、毛ガニ同様に一度は子どもに見せてあげたい形態をしています。そんな名前も姿もキャッチーな花咲ガニは、見た目に違わず肉厚な身を持っています。通常カニの身を表現する言葉といえば「ぷりっとした」が定番ですが、花咲ガニの場合は「どどんっとした」という表現がぴったりの大きめの身になっています。
その分、大雑把な味と言われることも多く、日本的な繊細さがないという声も上がりますが、その独特の味がクセになる人も多く、花咲ガニの脚と出汁の入った北海道の郷土料理である鉄砲汁などの絶品グルメに化けるポテンシャルも持っています。また大味なことですぐにお腹いっぱいになるため「カニだけでお腹いっぱいになる」という最高の贅沢を味わうことが比較的簡単に味わうことができます。
7月から9月にかけてしか水揚げ・仕入れがされず、お鍋が美味しい冬の時期から外れてしまっているうえに漁獲量自体も少なくなってしまうなど、仕入れの難しい貴重なカニですが、仕入れることが出来た時の効果は特別大きいカニとなっています。
カニ仕入れのまとめ
いかがでしたでしょうか。こうして改めてカニについて書き起こしているだけでも口の中に涎が溜まってきて仕方がありませんでしたが、お読みいただいた方も北海道が誇るカニのことや、良質なカニの販売に乗り出した時のことを思って口角がつり上がってしまっているのではないでしょうか。旬、味、種類に、ウオスの水産仕入れシステムを合わせれば、鬼に金棒ならぬ、カニに金棒です。心配していただくことといえば、カニが好きになりすぎたらどうしよう、カニ事業が上手くいきすぎたらどうしよう、という幸せすぎて怖いことだけです。
また、ここで紹介した4つのカニは、それぞれ特集ページもございますので、興味のあるカニのページを見ていただいて、もっと涎を垂らしていただき、仕入れのご注文まで進んでいただければ幸いです。