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北海道産乾物の魅力
北海道の海産物といえば、カニや活タコをはじめとした新鮮な海の幸ばかりをイメージしがちですが、北海道産乾物もグルメの世界では決して外せない食品です。定番の晩酌のお供から主食料理のひと手間工夫にもなったり、お菓子としても食べられたりするなど食べ方の幅も広いため、愛食している年齢層も意外に広いのが北海道産乾物なのです。
そうした理由もあって、北海道内のあらゆるお土産コーナーや食品コーナーでは北海道産乾物を置くのがマストとなっています。海産物としては乾いていても、北海道産乾物の商品としての鮮度は乾くどころかむしろ年々ピチピチに潤っているといえます。一口食べれば、元は食材を長期保存するために乾物にしていたところからここまで美味しくなったのかと、乾物の進化に感慨深くなるはずです。そんな北海道産乾物の上質かつ豊富な品揃えの数々から、一部をご紹介していきます
日本人の遺伝子、昆布
北海道民であれば、北海道産乾物と聞いて真っ先に思い浮かべる食材といえば、なんといっても昆布です。昆布は寒い海に生息する海藻で、市場に出回る昆布の9割が北海道産で、ほぼ独占状態です。
その中でも特に日高昆布、利尻昆布、羅臼昆布といえば、天下に轟く超一流の北海道産乾物です。母なる海の恵みを感じる磯の香りと、心が安らぐ濃厚な味。千年以上にもわたって日本人の食に深く関わって来た昆布の味は、きっと遺伝子に刻まれているはず。
たまに、飲食店へ行くと「北海道産の昆布を出汁に使っております」という張り紙を見つけます。この言葉だけで、もうその料理の美味しさを理解できてしまうのですから。
さらには出汁を取った後は料理にも使えるという、食材を無駄にしない日本人の精神を象徴している食材でもあります。北海道産乾物の代表格である昆布についてはまだまだ語れることがありますので、興味がございましたら、昆布の仕入れについてのページも合わせてご覧ください
ホッケの干物
こんがり焼かれた黄金色の焼き魚をつつくのが定番のホッケですが、干物も大変優れた北海道産乾物となっています、という宣伝文句に疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。初めて嗅いだ時にほとんどの人が驚く香りの強さや、そのまま食べるとちょっと物足りなく思えてしまう味の慎ましさから、あまり美味しくないというイメージが先行してしまっている人は多くいらっしゃいます
美食ひしめく北海道産乾物の中からわざわざホッケを選ばないという悲しい意見もありますが、生臭さがない分、香りはマイルドになり、味も凝縮されているため、ホッケの美味しさを知るには乾物が持ってこいです。加えて栄養価も高く、DHA・EPAといった高い健康効果が期待できる魚介類特有の栄養素や、亜鉛といった人の体で生成できない豊富な栄養が詰まっています。北海道産乾物の中でも栄養と味のバランスを兼ね備えた食材で、老若男女を問わず楽しめる珍味となっています
乾燥貝柱は、お隣中国では高級食材！
北海道産乾物の一つであるホタテの乾燥貝柱は、炊き込みご飯やスープの出汁として使われる引き立て役で、そのまま食べるよりも料理に使うことの方が多いという珍しいタイプの食材となっています。これまた珍しいことに、北海道産乾物の中では国内からの注文をいただく機会は少なく、ほとんどが中国人のお客様からのご注文になります。
というのも、実は乾燥貝柱、お隣の中国では高級食材として扱われているのです。日本でも多くの人を虜にしている広東料理に使われるようですが、キャラメルのように舐めながら口の中でゆっくりと戻す食べ方でも美味しいため、お土産コーナーなどでは家庭用に大量にキープしていく姿も見受けられます。
生のホタテが持つクリーミーさや柔らかな食感も魅力的ですが、凝縮された風味と旨味は乾物だからこそ味わえる極上の味わいとなっています。単に珍しいからではなく、それだけ美味しいと思われているからこそ、国を越えて愛されているのです。世界へ誇れる北海道産乾物の真髄を知ることができる食材ですので、是非日本の皆様からのご注文もお待ちしております
他にも様々な北海道産乾物が！
北海道産乾物の人気商品をご紹介してきましたが、他にもオススメしたい商品は沢山あります。ホッケ同様にこんがりと焼かれた姿がお馴染みのししゃもは、干物なのに肉厚でジューシーな食感と風味を味わうことができますし、なにより世界でも北海道と樺太でしか獲れない貴重な海産物ということもあり、正真正銘の北海道産乾物として送り出せる食材となっています。
他にもきんき・きんきん（別名きちじ）と呼ばれる高級魚や、かつては年貢の代わりに納めていたとされているほど重宝されていた北海道の特産品であるニシン、タラの仲間の一種である氷下魚（コマイ）や、イカの一夜干し、サンマの開きといった美味しい乾物の数々がありますが、まだまだ注文数は少ないのが残念でなりません。北海道産乾物の魅力はまだまだ底無しですので
・あの海産物の乾物ってあるのかな？
・こんな干物が欲しいんだけど
等々、北海道産乾物の関することなら何でもお気軽にご連絡ください
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