生筋子の選び方。業務用で賢く活用しましょう


口の中でプチプチとはじける食感、白米の上で紅色に輝くその姿はまさに魚卵の女王と呼ぶのにふさわしい風格です。多くの種類の魚卵の中でも、老若男女からとにかく大人気の生筋子。そんな生筋子は、業務用での購入が断然オススメです。 業務用の生筋子の購入が初めての飲食店の皆さまも、ご安心ください。美味しい業務用生筋子の購入のコツや、その活用法をご紹介いたします

目次

業務用の生筋子の旬の時期と価格

業務用の生筋子の親となる魚は、日本人に馴染みの深い魚でもある鮭なのはご存知でしょうか。 その鮭は毎年8月後半位になると、産卵のために北太平洋から南下してきます。北海道ではだいたい9月初め頃に秋鮭漁が解禁され始めるので、業務用の生筋子の旬は9月から11月の間なのです。

しかし、この3カ月程の短い漁獲期の間でも、いつ獲れた生筋子かによって食感や形が変わってきます。 解禁すぐの9月頃の卵はまだ未成熟なため、皮がしっかりしておらず粒も小さい生筋子の状態です。しかし秋が深まる10月頃になると卵はしっかり成熟し、ピンと皮の張った大粒の生筋子になります。 業務用の生筋子を購入する際には、調理方法などによって購入時期を見極める必要があるのです

業務用の生筋子の調理法

業務用の生筋子を購入する前に知りたいのが、その調理法ですよね。 生筋子といえば、まず人気が高いのがイクラ漬け。 イクラは、皮がしっかりした10月頃の生筋子で作ります。 生筋子は卵膜に覆われていますので、それを塩入りのぬるま湯で剥がし、奇麗にバラバラにほぐしてから、お好みの調味料で漬けこみます

次に、筋子漬けです

イクラは卵膜から剥がして漬けこむのに対し、筋子漬けは卵膜もそのまま漬けこみます。 そのため、未成熟の9月頃の生筋子を使うのがオススメです。卵膜もそのまま漬けこむことで独特の風味がイクラよりも強く感じられ、ご飯のお供はもちろん日本酒のアテなどにすると最高ですよ

漬けこむ際の調味料について

最後に漬けこむ調味料ですが、一般的な塩や醤油の他に、味噌漬けもオススメ。 味噌漬けならではの、濃厚なねっとりとした食感は他の調味料では味わえません。 また最近人気の燻製調理にも、実は業務用の生筋子は合うのです。 このようにレシピも多数ある業務用の生筋子は、利用価値もかなり高い食材といえます

旬の業務用生筋子には栄養もたっぷり

業務用の生筋子の親である鮭は、高タンパク低脂肪で、栄養バランスがとても良いことで知られています。ではその子である、業務用の生筋子はどうでしょう。 実は、業務用の生筋子には「天然のサプリメント」と呼ばれるほど、多くの栄養素が含まれているのです

DHAやEPA

人間が身体で生成することはできない必須脂肪酸で、青魚の脂に含まれることで有名です。動脈硬化や成人病の予防の他、脳を構成する成分も含まれています。そのため現代人の健康維持には必要不可なのです

アスタキサンチン

生筋子の輝くような紅色は、このアスタキサンチンが持つ色素が成すものなのです。高い抗酸化作用を持ち、錆びない身体作りには欠かせない栄養素といえるでしょう。また抗ストレス作用は、ストレス社会を生き抜く我々には必要な効果です

ビタミン群

ビタミンA・B2・B6・Dという豊富なビタミン群を含む生筋子。他の魚卵と比べてもここまで豊富なビタミン群を含むものはありません。皮膚や粘膜を守り、ニキビなどの肌荒れを予防するという高い美容効果も期待ができます

他にもタンパク質やタウリンなど、素晴らしい効能の栄養素を多く含んでいます。業務用の生筋子は、効率的に摂取していきたい栄養素の宝庫なのですね

生筋子は業務用がオススメな理由

利用価値も栄養効果も高く、また人気も高いのが魅力の生筋子は、購入するなら業務用が絶対オススメなのです。なぜかと言いますと、実は昨今の生筋子の価格の高騰に関係があります。 価格の高騰の理由は、生筋子の親魚である鮭の不漁なのですが、不漁により十分な数の生筋子が市場に出回っていない年すらあるのです。 そのため生筋子を加工したイクラや筋子漬けの価格は、生筋子よりもさらに価格は高騰している年もあります。 その分、業務用の生筋子は、加工していないため加工品より価格を抑えられるのです。 そして大容量であるため、割安になっています。 また、実際に作ったことがある飲食店様はすでにご存知かもしれませんが、生筋子を利用し、自家製で作ったイクラや筋子漬けは絶品です。自家製の物を一度食べると、その美味しさから市販品には手が伸びなくなるほどでしょう。 味で勝負されている飲食店様にこそ、業務用の生筋子で自家製の一品を是非作ってみていただきたいのです

業務用の生筋子ならウオスにおまかせ

業務用の生筋子を購入する上で大切な事、それは新鮮さとその後の出荷までの工程です。特に生筋子の調理はシンプルであるため、素材の良さがそのまま味に直結するといえるでしょう。そのため購入する際には、信頼できる卸業者の存在がカギになります。 長きにわたり、鮭の漁獲量1位を誇る北海道。その北海道でとりわけ卸に力を入れてきたウオス。 ウオスは新鮮で質の高い業務用の生筋子を、お客様のニーズに合わせてしっかりとお選びいたします。 北海道の食材の中心である中央卸市場。この食の中心部で直接取引を行っている当社は、多くの飲食店様に日々満足できる品をお届けさせていただいております。 業務用だから質が落ちるのでは。などと心配している方もご安心下さい。 我々ウオスは、自信を持って飲食店の皆様が、納得できる業務用の筋子をお届けいたしますよ

生筋子まとめ

イクラ丼やお酒の肴、お寿司のネタなど、とにかく人気の高い業務用の生筋子。口に入れると広がる深い風味と、プチプチとはじけるあの食感は、他の食材では絶対に味わえません。 旬を逃すと仕入れが難しい生筋子は、まさに海の宝石です。 そんな業務用の生筋子を賢く仕入れて、あなたのお店でも活用してみませんか

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