太平洋 毛ガニ


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毛ガニの旬はいつ?

毛ガニはタラバガニ、ズワイガニと並んで「三大蟹」と呼ばれていますが、その毛ガニの「旬」はいつだと思いますか。 カニといえば冷たい海の中にいる、イコール「冬が旬」だと思ってしまいがちです。しかし、実は毛ガニは1年中食べることができます。 毛ガニは北海道から島根県まで、オホーツク海と太平洋沿岸の幅広い海域に生息しています。しかし、やはりおいしい毛ガニと言えば北海道産ですよね。

北海道では、1年中毛ガニが水揚げされています。網走や雄武などのオホーツク海では春から夏が毛ガニの旬です。太平洋沿岸では、虎杖浜や長万部などの噴火湾が夏、釧路や厚岸などの道東産が秋、日高などのえりも産は冬、というように産地によって旬がずれているため、結果として1年中毛ガニ漁が行われているのです。

今回はその中でも、北海道太平洋産の毛ガニに着目してお伝えします。太平洋産の毛ガニは、夏から冬にかけて旬を迎えます。この時期、鍋が美味しい季節でもあり、一気にカニの需要が伸びます。また、この季節はオホーツク海が氷に覆われて漁ができないため、太平洋産の毛ガニはますます需要が高まるのです

太平洋産の毛ガニが高騰している

太平洋産の毛ガニは、オホーツク産に比べて肉質がしっかりしているのが特徴です。オホーツク産の毛ガニは主にプランクトンを食べているのに対して、太平洋産の毛ガニは昆布などの海草や貝類を食べて育っています。そのため、身はもちろん、カニ味噌も風味が豊かで美味しくなるのです。

しかし、近年、太平洋産の毛ガニは漁獲量が減少し続けています。2011年をピークに、毛ガニの漁獲量はどんどん減少し、現地でも資源保護のためにさまざまな対策をしてきました。たとえば、毛ガニの場合は甲長が8cm以上のオスしか獲ってはいけないことになっています。また、水揚げの限界量である漁獲枠もどんどん小さくしています。

それでも、太平洋産の毛ガニの漁獲量は減り続けているため、数年前に比べて値段が2倍近くに高騰しています

おしゃまんべ毛がにまつり

太平洋産の毛ガニといってもさまざまな漁場がありますが、ここまで太平洋産の毛ガニを有名にしたのはやはり長万部町でしょう。 毛ガニは、以前はそれほど人気のある食材ではありませんでした。タラバガニやズワイガニに比べると体の大きさも小さく、身も少なめだったこともあり、北海道以外ではほとんど流通していませんでした。 しかし、1950年に長万部町で「かにめし弁当」が売り出されると、たちまち全国的な評判となり、太平洋産の毛ガニの美味しさが一般に広く知られるようになったのです。 毎年、初夏になると、長万部町では恒例の「おしゃまんべ毛がにまつり」が開催されます。このお祭りには、2日間で約10,000人もの人が訪れます。 お祭りでは、毛ガニ格安即売会や、「全日本毛がに早食い競争」、「全日本毛がに玉入れ競争」、「お宝毛がに餅まき」など、さまざまな毛ガニにちなんだイベントが催されます。 開催時期は6月末か7月初めの土日となっているので、その時期に北海道を訪れる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか

毛ガニをとことん味わう

もともと毛ガニは、タラバガニやズワイガニに比べると身が少ないのですが、その代わりにカニ味噌はたっぷり詰まっています。 また、その身も他のカニより繊細で柔らかく、甘みがあります。そのため、普段からカニをよく食べる北海道の人たちに、「一番好きなカニは?」と聞くと「毛ガニ」と答える人が多いのです。 太平洋産の毛ガニは、森林から流れ込む栄養分豊富な河川と、親潮、津軽暖流などの複数の海流が出会う場所で育ち、身が引き締まり味が濃いのが特徴です。 また、カニ味噌は鮮やかな黄色で、見た目も美しく食欲をそそります。 太平洋産の毛ガニを最も美味しく味わうには、シンプルな塩ゆでが一番でしょう。太平洋産の毛ガニは身がほぐれやすく、殻も柔らかくてむきやすいため、ただ茹でただけでも大変美味です。もちろん、三杯酢につけたり、カニ味噌と絡めたりして食べても絶品です。 ほかにも、カニすき、蟹飯などの定番料理はもちろん、グラタンなどの洋風料理にもよく合います。また、毛ガニのカニ味噌はそのまま味わうだけでなく、日本酒を注いで甲羅酒にするといった楽しみ方もあります。 毛ガニの料理法は可能性が無限大であり、食材として大変利用価値が高いといえます

カニは、脱皮を繰り返す生き物です

脱皮した直後のカニは、エネルギーを使い果たし、身がやせ細っています。もちろんカニ味噌も少なく、このようなカニは「脱皮蟹」、または「若蟹」と呼ばれます。 最も身が詰まっておいしいのは、脱皮直前のカニです。脱皮前の、栄養を十分に蓄えた身が詰まった状態のカニは「堅蟹」と呼ばれ、最高ランクのカニとされています

ランクを見分けるのは至難の業

このように、太平洋産の毛ガニもいくつかのランクに分けられますが、そのランクを見分けるのは実は大変難しいのです。堅蟹だと言われて高値で買ったら、実はスカスカの脱皮蟹だった、ということもあり得ます。 また、たとえ目利きに自信があったとしても、たびたび北海道まで仕入れに行くのは大変です。 そこでお勧めしたいのが通販です

毛ガニの仕入れは通販が便利

「通販なんて、それこそ信用できないんじゃないの?」 と思う方もいらっしゃるかもしれません。 もちろん、通販となれば何よりも大事なのは「どの通販会社を選ぶか」ということです

良いパートナーシップを築けるような会社を探す

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