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網走の毛ガニが美味しい理由
日本の3大蟹と言えば、タラバガニ、ズワイガニ、そして毛ガニです。なかでも毛ガニは最も流通量が多く、タラバガニやズワイガニに比べると値段もリーズナブルです。毛ガニと言えば北海道というイメージがありますが、実は本州の東北地方でも収穫されています。
さらに、北海道の中でも網走は春～夏、釧路は秋、十勝は冬といったように、地域によって漁期が違います。産地によって味が違うと言われている毛ガニですが、やはり網走産の毛ガニは高級品と言えるでしょう。
網走産の毛ガニは、流氷から供給される大量の動物性プランクトンを食べて育つため、身がぎっしりと詰まってカニ味噌が豊富なのが特徴です。
高級デパートや料亭などでも、網走産の毛ガニは多く使用されています
毛ガニを味わい尽くす
毛ガニは、タラバガニやズワイガニと比べると身が少なく、食べるところがあまりないという印象です。ただし、カニ味噌は圧倒的に毛ガニに多く入っています。 網走産の毛ガニは他のカニと比べても大変きめ細やかで甘みがあり、特にカニ味噌の美味しさと多さでは他と比較になりません。
カニ味噌をカニの脳みそと勘違いしている人もいますが、いわゆるカニ味噌とはカニの内臓(中腸腺)のことです。網走産の毛ガニには、このカニ味噌がたっぷり詰まっています。カニ味噌を食べ尽くした後、甲羅に日本酒を注いで温めて飲む甲羅酒は絶品です。
また、網走産の毛ガニの魅力はそのおいしさだけではなく、レシピの豊富さにもあります。茹でたカニの身をポン酢などにつけて食べるのはもちろん、カニしゃぶ、焼き蟹、かにめし、甲羅酒、さらにはパスタやグラタンなど、和洋中華どの料理にも合う素材です
安定して手に入れることができる
毛ガニはほぼ1年中収穫できるため、レストランや料亭などのメニューに組み込むにも季節を考慮する必要がありません。 毛ガニの産地で最も有名なのは北海道の網走ですが、この地域の海は冬の間は流氷におおわれ、漁を行うことができません。そのため網走産の毛ガニは必然的に流氷が溶け始める3月ごろからが旬となります。
一方、北海道の南西部では夏、釧路付近では秋が毛ガニの最盛期となります。毛ガニには決まった繁殖時期や脱皮の時期がなく、水温によって時期がずれるのです。 やはり網走産の毛ガニにこだわりたい、という場合でも、冷凍のものならいつでも手に入るので安心です
毛ガニは選別が難しい
ズワイガニやタラバガニは普通のスーパーでもよく見かけますが、網走産の毛ガニはあまり一般的には売られていません。これは、毛ガニの質を見極めるのが素人には大変難しいということと、ゆで方などの加工法が難しく、専門の業者でなければなかなかできないからです。 毛ガニについてあまり知識がない人が、良い毛ガニを選ぶのは至難の業です。もちろん、網走産でさえあればよいというものではありません。最も難しいのは、どれだけ身が入っているか、いわゆる「身入り」の判別です。他のカニは誰が選んでもそこまで大きな差はありませんが、毛ガニだけは専門家が選んだものをお勧めします。 ウオスでは、その道一筋にやってきた目利きの仕入れ担当が、毎日その日1番の品質の網走産の毛ガニを自らの目で選んで仕入れています
毛ガニの仕入れは通販で！信頼できる仕入れ通販サイトとは
毛ガニのランクを表す言葉として、脱皮蟹、若蟹、若上蟹、堅蟹といった呼び方があります。
毛ガニのランク
・脱皮蟹
脱皮蟹は脱皮をしたばかりのカニのことで、脱皮に体力を使い果たし、身がスカスカになっています。もちろんカニ味噌もほとんど入っていません。
・若蟹
若蟹はその1ランク上のカニで、スーパーなどでも高値で売られています。それでも若蟹の身入りは7割程度です。
・若上蟹
若上蟹になると殻も硬くなり、身入りも8割を超えてきます。
・堅蟹
堅蟹が最高ランクです。脱皮から時間が経って身がパンパンに詰まり、カニ味噌もたっぷりと蓄えられています。堅蟹なると最高級品として高級なレストランや料亭に卸されることがほとんどです。
ただし、脱皮したばかりの脱皮蟹も、価格がリーズナブルで味も非常に甘みがあっておいしいということからそれを好む人もいます。 毛ガニの身の詰まり具合は、カニの体の大きさからわかるわけではありません。つまり、写真を見ても判断ができないということです。
堅蟹欲しけりゃ「ウオス」に決まり
特に、直接手に取って確かめることができない通販などでは、身がスカスカの脱皮蟹や若蟹を特上品などとうたって高値で売ろうとする業者も存在します。
自分で網走まで直接買い付けに行くのは難しいけど、網走の毛ガニ、しかも堅蟹を手に入れたいという場合は、何よりも信頼できる業者を見つけることが最重要です
ウオスでは良質な毛ガニを厳選出荷
ウオスでは、本当に質の良い網走産毛ガニをはじめとした道内各地で水揚げされる良質な毛ガニだけを厳選出荷しています。
東京の有名なレストランや老舗の料亭と取引をさせていただいているのも、品質を最優先するという方針を貫いてきたからこそ。北海道まで足を運ぶことのできない日本中の仕入れご担当者様に、ぜひ網走の本物の毛ガニを取り扱ってみてほしい。それがウオスの願いです。
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