おにぎりの具 タラコ

好きなおにぎりの具ランキングを行えば、必ずと言っていいほどベスト3にランクインするのがタラコです。旨みと塩気の絶妙なバランス、そしてプチプチとした食感で人気のタラコは、おにぎりの具にはもちろん、あつあつごはんにのせても、パスタや他のお料理に使っても大変喜ばれる食材です。

タラコの原料はスケソウダラ

おにぎりの具として人気の高いタラコは、タラ(主にスケソウダラ)の卵巣を塩漬けに加工した食品です。国内の産地は主に北海道で、中でも白老町の虎杖浜のタラコは品質も味も最高級品とされています。たらこと同じくスケソウダラの卵巣を使った加工食品に明太子がありますが、こちらは韓国を起源としており、タラコより辛い味付けになっています。タラコも明太子もおにぎりの具には最適の食材ですから、二種のおにぎり食べ比べセットなどのメニューも人気が出そうですね。次におにぎりの具に最適なタラコの焼き加減について御紹介します。

おにぎりの具に最適なタラコの焼き加減

タラコは生でも焼いても美味しく頂けるので、おにぎりの具に使用する場合も、それぞれ好みが分かれるようです。タラコのねっとりとした甘みと食感が好きな方なら生で、タラコの生臭さが気になる方はよく焼いたものを好むでしょう。また、表面だけ焼いて中まで火を通さない半生状態のものは、ねっとり感を残しつつ、生臭さも気にならないので、おにぎりの具としておすすめです。少々手間はかかりますが、タラコをおにぎりの具としてお出しする時に、ステーキなどと同じようにお客様にタラコのお好みの焼き加減を伺えば、サービス満点で喜ばれることでしょう。

虎杖浜の極上タラコはおにぎりの具におすすめ

おにぎりの具にタラコを使用する際、何よりもこだわりたいのが品質です。そこで、今回おにぎりの具として最もおすすめしたいのは、先程も御紹介した北海道は白老町、虎杖浜産のタラコです。虎杖浜はタラコの原料となるスケソウダラが多く漁獲される地域であり、タラコ産業が盛んです。一般にスーパーなどで売られているタラコは、海外で採れた卵巣を冷凍し、日本に輸入した後で解凍し塩漬けにしますが、虎杖浜では日本で水揚げされたスケソウダラの卵巣を加工して出荷します。冷凍や解凍の手間がない分旨みが逃げず、美味しいタラコになるのです。虎杖浜の極上タラコをおにぎりの具にすれば、絶品の人気メニューが出来上がります。